チンチン電車の詩

“電車バカ”と呼ばれている都電の運転手善さん。
ある日運転中に、グレた少年実をひきそうになります。
実にかつての息子の面影を見た善さんは、自分の家に連れ帰るのですが…。
善さんは、広島で被爆し、その爪跡は善さんを不治の病、白血病で死なせてしまう。
東京は下町、庶民の生活の香りを残した街も開発の波が押し寄せてきた。
そこにお金を積んでも、テコでも動かない初老の男がいた。
一夜にして十万人以上の生命を奪った東京大空襲で家族の全てを失くしていた男は、家の下で焼き殺された肉親と別れることができなかった。
アメリカ占領下の沖縄。
闘牛に熱を上げる父、夢のない日々を送る息子。
ある日、母は米軍トラックにひき殺されてしまう。
必死に米軍の責任を追求する息子は、沖縄の過去と現在に激しい怒りをおぼえてゆく。
他短編「冥土からの招待」「うじ虫の歌」収録。
三十七年前の広島、まわりを山に囲まれ、市内には幾筋もの川が流れる美しい町だった。
当時小学校一年生の中沢啓治は見た、八月六日の朝、すさまじい原爆の熱線とそこに繰り広げられた地獄絵巻を。
収録5編「おれは見た」「永遠のアンカー」「出発の歌」「拍子木の歌」「いいタマ一本」日本各地に古くから伝わる楽しいお話を、各巻30話ずつ収めました。
一日一話の読みきかせに最適です。
「むかし、むかし…」と、親から子へと語りつがれ、日本人の心を育ててきた昔話。
日本の各地には、どんな世界名作にもまけない愉快で楽しいお話がたくさん伝承されています。
児童文学評論家で作家の西本鶏介先生が選んだお子さまの心に残るお話30話。
幼児から小学生まで楽しめる、デラックス版アニメ絵本です。
 ◆絵から ぬけだした 子馬 ◆ねこと ちゃんちゃんこ ◆若者に なった おじいさん ◆おひめさまと まつの木 ◆白い おうぎと 黒い おうぎ 他収録。
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